こんにちは、しるしるです。
このブログでは、20年前にアメリカ人のオトウチャンと結婚し、そこから少しずつ英語を勉強し身につけていった私が、英語学習についてまとめています。
今日は、スムーズに、そして魅力的に自己紹介するための英語フレーズを30にしぼって紹介します!
自己紹介をする必要がある場所や場面はたくさんあります。フォーマルな場もあれば、カジュアルな場面もあります。
英語・日本語に関係なく、状況や場面を把握し、その場にふさわしい自己紹介をすることが、なんといっても大切です。
例えば、学歴について話すことが有効な場面もあるけれど、パーティのようなカジュアルな場面で学歴の話はちょっとおかしいですよね?
今回はとくに、カジュアルな場面にしぼって、効果的な自己紹介のフレーズとコツについてお話しします。
それではまず、名前の紹介についてお話ししていきます。
Name: 名前
最初はもちろん名前から! 名前と一緒に、一言「Hi!」とあいさつを入れるとよいですね。出会いがうれしい!という気持ちが伝わります。
「Hello」, 「Good morning」, 「Good afternoon」, 「Good evening」は、ちょっと堅苦しいのでカジュアルな自己紹介では「Hi!」がおススメ!
1. Hi! I am + [your name]
2. Hi! I’m + [your name]
- Hi! I’m Eriko. Nice to meet you.
「I am」より「I’m」の方がリラックスした感じになるよ!
「I’m + [name]」よりも少し堅苦しい感じにはなりますが、下記の表現も頻繁に使われます。
3. Hi! My name is + [your name].
4. Hi! My name’s + [your name].
- Hi! My name’s Eriko.
カジュアルな場面では、「My name’s + [name]」より「I’m + [name]」がいいよ!
そして、名前と一緒に簡単で呼びやすいニックネームを伝えましょう!
自己紹介のあと、ニックネームで呼ばれると、相手との距離がちょっと近くなった気分になれますよね。
5. You can call me + [nickname].
6. My friends all call me + [nickname].
- My name is Hirotoshi, but my friends all call me Hiro.
- My name is Hirotoshi, but it’s hard for some people to say it, so you can call me Hiro.
ニックネームも紹介する場合は、「My name’s + [name] 」と言ってからにするとよいですね。
西欧の文化では、自己紹介で年齢を伝えることはあまりないです。聞かれない限りは、わざわざ言う必要はないよ!
年齢の他にも、
政治・宗教・結婚・子どもの有無
のことなどは、自分から話す分には構いませんが、初対面の人には聞かない方がよいと言われています。日本でも同じですよね。
次は出身地や現在住んでいるところを伝えましょう。
Location:出身地
次は、出身地や現在自分が住んでいるところ、どこから来たのか、などロケーションについて話しましょう。
様々な言い方があるので、自分に合ったフレーズ・自分が言いやすいフレーズを選びましょう。
7. I am from + [country/city].
8. I’m from + [country/city].
- I’m from Japan
- I’m from Tokyo.
いろいろな国の人が集まっている場面では、国籍を使って自己紹介するのもいいですね。
9. I am [nationality].
- I’m Japanese.
”国籍”なので、以下のように間違わないよう気を付けよう!
X: I’m from Japanese.
X: I am Japan.
さて、ここで1点。「I’m from Tokyo.」と言った場合ですが、これは、今あなたが住んでいる場所なのか、それとも出身地なのか、、、少しあいまいな感じがあります。
誤解のないように、はっきりさせたい場には、以下のように伝えるとよいでしょう。
10. I was born in + [place].
11. I grew up in + [place].
12. I was raised in + [place].
13. I spent my childhood in + [place].
- I was born and raised in Fukuoka, but I moved to Osaka two years ago.
- I grew up in Fukuoka, but now I’m based in Osaka.
- I’m originally from Fukuoka , but I’ve been living in Osaka since 2010.
また、現在の場所にはどれくらい住んでいるのかを伝えたい場合には、現在完了形を使います。
- I’ve been living in Tokyo since 2015.
- I’ve lived in Tokyo for the past four years.
ここまで、名前とロケーションについて、お話ししました。
この2つはおそらく、どんな自己紹介でも頻繁に使われる基本的な内容です。
まずこの2つをきちんと準備して、自然に言えるように声に出して練習し、このあとに続く自己紹介をリラックスしてスムーズに進められるようにしましょう!
ここからは、人によって様々、「オプション」の内容になります。自己紹介を行う、その場面や状況によって大きく異なってくるので、どこまで話すべき状況なのか、その判断がとても大切です。
それではまず、定番の「家族」に関するフレーズを紹介します。
Family: 家族
家族のことや一人暮らしであることなどを話せば、環境の近い人に親近感を持ってもらうことができ、自己紹介のあとの会話がスムーズに進むでしょう!
無理のない範囲で伝えましょう。
一緒に暮らしている家族のことを説明する場合は、
14. We are a family of + [number].
- We’re a family of five.
- I live in Tokyo with my family. We’re a family of five.
一人暮らしをしている場合は、例えば
- I live by myself.
と言います。
結婚していることを伝える場合は、
15. We’ve been married since + [time period].
- I’ve been married to my husband since August last year.
そして、子どもがいるということを伝える場合は、
- I have a seven year old son.
- I’m a single parent.
- I’m a mother of twins.
家族の話は自己紹介をした後の話題として広げやすいので、無理のない範囲でいろいろ伝えてみましょう!
例えば、
- I’m a single mum. I’ve got a boy, and he just started school this year, so it’s been pretty exciting for us!
また、現在ではなく幼少期の家族のことを説明する場合は、
16. I grew up in a family of + [number].
- I grew up in a family of five.
兄弟については、
- I’ve got three sisters.
例えば「男兄弟1人と女兄弟が2人います」と言う場合は「 I’ve got one brother and two sisters.」となりますが、「siblings」 を使って簡単に表現することもできます。
17. I have + [number] sibling(s).
- I have three siblings.
「sibling」を使った場合、例えば、「I have three siblings.」と言った場合は、3人の中にあなたは含まれていない、ということに注意しましょう。
自分を含めて説明する場合は、
- I am one of four siblings. (=I have three siblings.)
となります。
兄弟がいなくて一人っ子の場合は、
- I’m an only child.
親戚全体のことは「extended family」と言うよ!
- I live in Osaka, but most of my extended family lives in Fukuoka.
さて、次は仕事についてです。
Job: 仕事
仕事の話も自己紹介後に広げやすい話題なので、興味を持ってもらえるよう具体的に伝えましょう。
ただ、ビジネスのシーンを除いては、あまり深堀せず、誰もが理解できる範囲の言葉で説明しましょう。
18. I am the/a + [job position].
- I’m a graphic designer.
- I’m an engineer.
日本では「私はサラリーマンで・・・」と自己紹介することも多いけれど、「I’m an office worker.」では具体性に欠けちょっとつまらないので、なんの仕事なのか具体的に伝える方がいいよ!
もしあなたの会社でその役職が1つしかない場合には、「I am the + [job position]」といった具合に、役職の前には「a (不定冠詞)」ではなく「the (定冠詞) 」を使います。
- I am the CEO of a tech company.
- I am the owner of a florist.
役職を述べる以外にも、どういった分野で仕事をしているのか伝える場合は、以下のようになります。
19. I work in + [industry].
- I work in marketing.
- I work in construction.
- I work in design.
多くの人になじみのある会社で働いている場合には、会社名を伝えると印象に残りやすく、おススメです!
20. I work at / for + [company name].
- I work for Microsoft for 5 years.
- I work at an architecture firm.
- I work for the government.
「work」のあとは、「at」でも「for」でも、どちらでもOK!
自営業や事業主など、独立して仕事をしている場合は、以下のようになります。
- I work for myself.
- I’m self-employed.
- I run my own business.
次は、学歴・資格について話をしてみましょう。
Education: 学歴・資格
学歴や資格と言えば、ビジネスのシーンで必要となることが多いですが、カジュアルな自己紹介の場面では、
深堀せず、さらっと簡単に済ませる方が好ましいですね。
21. I have a degree in + [industry].
- I have a degree in engineering.
資格があれば、下記のように言うこともできます。
- I’m a qualified engineer.
- I’m a qualified architect.
ただし、カジュアルな自己紹介の場面では、特に必要がなければ、「I’m an engineer.」と言った方が自然だね!
大学生の場合には、下記のような表現を使います。
22. I’m studying + [industry].
- I’m studying environmental science.
23. I’m completing a PhD in + [area of research].
- I’m completing a PhD in Public Health.
24. I’m in my final year of my [area of study] degree.
- I’m in my final year of an economics degree.
- I’m in my fourth year of Bachelor’s Program.
25. I’m just about to graduate from a university.
大学の学位とは関係なく、個人的になにか勉強しているというときには、下記の表現を使うことができます。
- I’m currently taking an online course to upskill.
- I’m doing an extra course to improve my skills in that area.
次は最後、趣味についてです。
Hobby: 趣味
人の趣味を聞くのって、楽しいですよね!趣味は、そのひととなりを表してくれる興味深い部分なので、週末や休日、時間があるときに楽しんでいることなどを、ちょっと詳しめに伝えましょう。
26. I enjoy + [noun].
- I enjoy baking.
- I enjoy playing basketball.
(X: I enjoy to bake.)
「enjoy」のあとに続くのはいつも 名詞です。「to bake」ではなく「baking」と動名詞にします。
趣味については、「enjoy」の他にも、以下のような表現も頻繁に使います。
27. I like/love + [verb + ing].
28. I like/love + [to verb].
「like」「love」のうしろは、「to + 動詞の原型」でも「動名詞」でも、どちらでも大丈夫です。下の2つは全く同じ意味になります。
- I like playing football.
- I like to play football.
以下のような表現を使うこともできます。こちらもとても自然な表現です。
29. I’m really into + [something].
- I’m really into jazz music.
他にも、好きでたまらないものを伝えるときには、「〇〇なしでは生きていけない!」という次の表現もおすすめです!
30. The one thing I can’t live without is [something].
- The one thing I can’t live without is jazz music. No music, No life!
今日ご紹介するフレーズは以上です。
場面・状況に合わせて、ほんの少しずつ調整しながら自己紹介ができるようになれば、出会いの場で最高のスタートが切れるはずです!
そのためにも、いくつかのパターンで自己紹介を準備し、いつでもスラスラと口からでるようになるまで、声に出し何度も何度も読み込んでおきましょう!
まとめ
紹介したフレーズで、わたしの短めの自己紹介を作ってみました。
I’m Shirushiru. I’m originally from Osaka. I live in Tokyo now, with my husband and a daughter. I’m a translator. I like hiking and camping.
これらのブツブツと切れた短い文を、つなぎ言葉でつなぎ合わせ、いくつか単語を加えて文章の流れを作り、下記のような自己紹介を完成させました。
Hi! Nice to meet you! My name’s Shirushiru and you can call me Shiru. I was born in Osaka, and I’m currently living in Tokyo, with my husband and a 10-year-old daughter. I’m working as a translator, from Japanese to English, for a pharmaceutical company for almost 20 years. I like hiking and camping when I have free time. I like drinking with friends too! That’s about it, I guess. Thank you!
アメリカでは、初対面の人とは、「初めまして!/Nice to meet you!」など言いながら、女性同士であっても、男性と女性であっても、握手をすることが多いよ!
英会話クラスやミーティングなど、誰かと初めて顔を合わせる場面では、自己紹介を求められることがしばしばありますよね。そんな時のために、趣味や特技、ちょっと変わった経歴などがあればそれも是非添えて、しっかり自己紹介を準備しておきましょう!
そして大事なことは、それを声に出し、その声をしっかり聞きながら読み込むことです。覚えてしまうまで何度も読み込みましょう。
最後に・・・本番では”笑顔”と”アイコンタクト”を忘れないでね!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立てれば、とてもうれしいです!